J-POPは危険!海外アーティストなら下手でもコピれる
手っ取り早く上達するには、沢山の曲をコピーすることでしょう。では、ギター初心者の人が練習しやすい曲とは、どのような曲でしょうか。やはり、コード進行が単純でギターの音が聞き取りやすい楽曲でしょう。
有名ミュージシャンのギター譜であれば、簡単に本屋さんで購入することが可能です。知名度がそれなりに高いミュージシャンの曲であれば、コピーをしている人も多いはずですのでお手本のプレイも直ぐに確認することができます。これからギターを弾かれる人や、初心者で「どの曲で練習をしたらいいの?」という人は、有名な曲の中から簡単なものをピックアップしてみましょう。
有名な曲で簡単な曲といえば、洋楽はかなりオススメです。特に、ロックなどを練習したいのであれば、洋楽の方が色々な面で勉強になります。洋楽の多くには、圧巻のギタープレイを披露しているもの沢山ありますが、コード進行自体はかなりシンプルに構成されています。
Aメロは、コード1つだけ。Bメロ、サビもコード3つだけ。なんて曲も多くあります。「スリーコード」と言われ方をする楽曲の場合、登場するコードは3つだけです。
また、印象的なギターリフや格好良いギターソロをマスタできる点も洋楽をコピーするメリットといえます。
一方、近年のJ-POPなどはギターサウンドより、シンセサイザーなどで作られた音が主体になっていたりします。ギターの音は効果音的な使われ方をしたり、バッキングに徹した曲も多くあるように感じます。これらの曲を練習するメリットもありますが、初心者にはあまりオススメできなかったりします。
また、近年の邦楽ロックは、ギターの音作りもかなり複雑なものが多く、CDから聞こえる音に近づけるには多くの機材が必要になってしまったりします。
シンプルにアンプに繋ぐだけで曲の雰囲気に近づけるのは、やっぱり洋楽ロックでしょう。エフェクターやアンプなどに余計なお金をかけずに、手軽に練習を始められるので初心者でも始めやすいと思います。
世界の三大ギタリストと言われている人達の全員が、アメリカ、イギリスで活躍をしたギタリストです。「ギターヒーロー」が誕生した時代といわれる、70年代~80年代の洋楽をコピー曲に選ぶことを個人的にオススメさせて頂きます。